もっともっとおんらいん(M・M・O)

 2002年のROとの出会いから一貫として「MMORPG」であることを常に意識してきた。
 Massively Multiplayer Online Role-Playing Game
 大規模多人数同時参加型オンラインRPG・・・だ、そうだ。 いまさらだけど。
 ただのネット経由のP2Pのオンラインゲームではなく、
 MORPGのような少数マッチングによるコンテンツクリア型ゲームでもなく。

 ネット上に作り上げられた仮想世界の中で自由気ままに振舞えること。

 「さて、今日もこの世界にやってきた・・・今日はどんな楽しいことをしよう?」

   モンスターを倒してお金を稼いでもいいし、
    街中でぼうっと人の流れを見ていてもいい
     ハクスラを繰り返して俺TUEEEしてもいいし、
      人がやらないことを酔狂に極めてもいい・・・すべては自由だ

 セーブ&リセットというコンシューマの常識は通用しないリアルタイム性と緊張。
 アバターの先には見知らぬ人が同じくパソコンの前で操作しているという、
 またそれが何千人単位だという、今までに味わったことの無い不思議な興奮。
 そして極めつけは市場原理がゲームの中で再現されるという擬似経済の面白さ。
 ネットを介した様々なコミュニケーション。

 何もかもが刺激的で、SFC時代で止まっていたゲーム熱が再び灯るには十分すぎた。
 そういう経緯だったから、この数年間のMMOの凋落は哀しいものであった。

 元を質せば、携帯ゲーム機によるライトゲーマー層の爆発的普及、スマホの台頭、
 ネット接続によるコンテンツの提供、切り売り・・・そこから、射幸心を煽ったり、
 ランキングで競わせたりして、有料コンテンツをいかに消費させるかという
 ビジネスモデルへの変遷はほんの一跨ぎであった、、、
 そしてそれが莫大な、今までのビジネスがアホらしくなるほどの巨額の利益を
 生んだことは周知の事実であり、MMOがそれを真似るのは当然の結果だった。

 はっきりと書こう・・・MMORPGは虫の息です。
 にもかかわらず、僕はそれらしさを、愚かだとは思うが、いまだに求めている。
 新しく見つけたものが古びていく中で、固執していると言ってもいい。
 そういう意味で、僕は「老害」なのだ。

 ROに関して言えば、二年ほど前から「運営が想定した範囲内で遊んでください」
 というスタンスが徐々に強まってきた。 言い方を変えるとプレーヤのアイディア
 により、使える素材で運営の想定外の「おいしい」料理を作ることは許さない、と。
 運営の提示した新しい枠組みは、たいてい「おいしい餌」をぶら下げていた。
 そして僕らは愚かにも、その餌に全力で釣られていた。 おかしいとは思いつつも、
 美味いものは美味い、と、それに依存してしまい、12キャラの日課という訳の
 判らない脅迫観念に衝き動かされて、ここまで来てしまった。

 そしてこの一年、そういった露骨な「遊び方」と「さらに高い目標(装備)」の提示の
 サイクルがとめどなく加速を続け、僕は白旗を上げた。
 僕がかたくなにクジを引かないのは、そういう理由もあってのことだが、
 それももう限界のようだ。

 と、まぁ、ここまで書いておいてなんなんだけど、仮想世界がどのように変わって
 いくのか、良きにしろ悪しきにしろ、それはそれで興味がある。
 だから、今のところは世界が閉じてしまう、その日までは見届けるつもりだ。

 僕が偏屈者であることは十分承知、運営は利益を出してナンボも承知の上。
 これからどう転がっていくのだろうか、、、楽しみ、ではある。

 まだまだゲームは続けるよ。

 そんな駄文でした。 いちど吐き出しておきたかったんだ。



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by yuzu_ponz | 2016-03-06 05:46 | チラシの裏 | Trackback | Comments(0)