カテゴリ:チラシの裏( 71 )

  ちゅうことで、第3回目です。やっとこさ!

今回もこれを使おう。
[PR]
by yuzu_ponz | 2006-10-18 20:37 | チラシの裏 | Trackback | Comments(0)

  ちゅうことで、第2回目です。全3回で片付くかな?

今回もこれを使おう。
[PR]
by yuzu_ponz | 2006-10-15 21:38 | チラシの裏 | Trackback | Comments(0)

  帰ってきてから半月以上が経ちますがなんというか、あれやこれやと考えることを
  放棄しちゃってる気がするんですね。一人旅というものは、終わったあとの思索こ
  そが大事な訳なんですが。

  「ほんとうにどんなつらいことでもそれがただしいみちを進む中でのできごとなら
  峠の上りも下りもみんなほんとうの幸福に近づく一あしずつですから」 (宮沢賢治)


  ―――あんまりクドクド書いてもしょうがないので、この人生観の究極の形の
  一つを取り上げてみる。後で考えると、この言葉の意味ばかりを考えていたよう
  にしか思えなくなっていたが、どうにも考えがまとまらないし、それをここに書い
  ても詮無き事なのだろう。

  さて、事実を、淡々と。 ちょっとずつ記述してみましょう。

たまにはこれを使おうかな。
[PR]
by yuzu_ponz | 2006-10-11 21:54 | チラシの裏 | Trackback | Comments(0)

東北ぶらり8の字ツアー

   上野 → 取手 → 水戸 → 常陸太田

    18切符の余りを使い切るためだけ、の、なんとも酔狂な乗り潰し旅。
    有効期限が9/10までなので、大急ぎで出発した土曜日。
    今回は荷物の都合で一眼レフではなく、コンデジのS602(4年モノ!!)を携行。
    相変わらずの適正露出ヒット率と階調表現の豊かさはさすがフジだ。
e0002817_23242475.jpg

    まずは、郡山と水戸をつなぐ長大なローカル線、水郡線のに乗り込む。
    水郡線には上菅谷と常陸太田を繋ぐ支線が一つあり、ただ乗っていれば
    終わるものではない。当然支線も攻略せねば。
    常陸太田駅での折り返しの十数分、近辺を散策することにする。
e0002817_2325443.jpg

    周辺案内の看板を見ると「日立電鉄」と記されている。
    廃線になってから、もう1年以上になるのだろうか・・・様子を見に行くことにする。
e0002817_23251436.jpg

    レールと枕木はきれいに撤去されていたが、島式のホームは健在だ。
    改札、窓口もほとんど手付かずで残されているが、これもいつの日か・・・。
    思えば、私はこの頃、消え行くのもばかりを追いかけているような気がしている。
e0002817_23252291.jpg

   常陸太田 → 上菅谷 → 郡山 → 福島 → 仙台

    水郡線の本線に戻り北上。乗り合わせた車両の窓ガラスが最悪で、妙なうねり
    が入っていて、景色が細かく歪むのだ・・・そして窓を開けることは出来ない仕様。
    ・・・もう、だめだ。 本を読んで過ごす。

   仙台 → 岩切 → 利府 → 岩切 → 仙台 → あおば通り

    仙台駅からは東北本線の支線の利府支線に乗りに行く。東北本線の岩切駅
    から利府間わずか4.2kmという、かなり存在意義が不明な駅だが、あとで
    調べると、ここから松島まで繋がっていた時期もあるらしい。
    百聞は一見にしかずとも、一見では知りえない事実もあるものだ。

   あおば通り → 石巻 → 女川 → 石巻

    次に仙石線に乗る。前に松島海岸には行ったことがあったので、そこから
    北が未乗区間だ。 が、地下ホームから始まる電車は、仙台のベッドタウン
    をゆく都市近郊線でしかないようにも思えた。
    石巻からさらに女川へ。いよいよ陽が傾いてきた。
e0002817_23253439.jpg

夕暮れの古い街並みを散策、ウサビタンを思い出すひととき。
e0002817_23255114.jpg

    海岸の中華料理屋に入ってうにラーメンセットを喰らう。1300円也。
    一見すごく豪華そうですが、生うにじゃなくて蒸しうにです。
    それとラーメンのダシが醤油・・・c⌒っε',)っ・・・だめぽ。塩にしる!
e0002817_2326066.jpg

すっかり暗くなった夜道を往く。
e0002817_2326849.jpg

    石巻はマンガの街だった。石ノ森章太郎先生の故郷が近いということらしい。
    駅や電車はおろか、街じゅうのあちこちに、見覚えのあるマンガのキャラが
    点在している。
    ホテルにチェックインした私は、何を考えたか、魚眼っぽいレンズを持ち出し、
    夜景スナップに出た。ホテルのすぐそばでは旧北上川がとうとうと流れていた。
e0002817_23261540.jpg

   石巻 → 前谷地 → 気仙沼

    日本の農村の風景が続く。
    そういや私も小学生の頃は我が家でも稲作をやっていた。
    ・・・5月の泥臭い風の匂いと、水田に棲む生き物の思い出。
    タニシ、タイコウチ、オタマジャクシ、シオカラトンボ、そして恐怖のヒル。
    いろいろと思い出しつつも、列車の揺れに任せ熟睡zzz・・・
e0002817_23262873.jpg

    しくじった。
    フカヒレとか美味いもので有名な気仙沼だったが・・・
    気仙沼「駅」は、その中心地から3キロも離れていたのだった。
    持ち時間は1時間強だが、ばたばたと慌しく過ごしたくも無いし、
    そもそも、食べることについて、たいした執着心は無いのだ。
    仕方なく、近場を散策することにした。
    高台にある神社に向かい、美味しい空気を吸い、のんびりと時間を潰した。
e0002817_23263773.jpg

とはいえ・・・ちんま食べたかったな!!!
e0002817_23264995.jpg

気仙沼駅にて・・・まだ、夏は続いているように思えた。
e0002817_23265690.jpg

   気仙沼 → 一ノ関 → 郡山 → いわき → 水戸 → 土浦 → 上野

    気仙沼線で一ノ関に出る。特に語るべきことも無し。
    一ノ関から郡山までは新幹線でワープし、磐越東線に乗る。
    地元の中高生の着席マナーが最悪で、2人で5人分の席に座っている。
    つまるところ、正面にいる私から見ると、なんとも間抜けなダブルM字大開脚
    であり、失笑するよりほかなし。
    こちらも、地味な路線で特に語るべきこともなく、いわきへ着く。
    いわきからは常磐線をひたすら上り、上野に着いたのは21時前であった。

FujiFilm FinePix S602

[PR]
by yuzu_ponz | 2006-09-06 23:59 | チラシの裏 | Trackback | Comments(5)

帰省記3~鹿と犬

  三次 → 広島 → 宮島口 → 宮島

  朝遅めに三次を出てから広島へ向かい、そのまま宮島へ。
  宮島は知名度こそ高いものの、なかなか足が向かない、灯台下暗しスポット
  だなと思う。あと、よく考えると、18切符の説明にさんざん 「宮島航路も
  ご利用できます」 と書かれていたのに初めて利用することになるんだなあとも。

  宮島口駅を出て、10分程度でフェリー乗り場についた。
  暑くなければ5分で着くのだろうが。
e0002817_22173744.jpg

  フェリーで僅か20分弱だろうか。対岸の宮島に渡る。
  しかし、この暑さでは、もはや動きようが無い。
  じっと立っているだけでも汗がとめどなく流れてくる始末だ。

  人ごみを避けて、公園の海の近くへ向かった。
  海風がそよぐ松の木の下で、先客が涼んでいる。
  ・・・鹿かよ。
e0002817_22174614.jpg

  不意を衝かれたが、よく考えたら宮島は鹿の島だったようにも思える。
  近くで見る鹿は首が長くて毛がゴワゴワしていて、そして臭かった。

  そして、観光客が置いていったパンフレットをくいはじめる鹿。
e0002817_2217568.jpg
『ちょwwwうまwwwwwwwwwwww』

e0002817_22181261.jpg
『おまえにはやらんwwwww』

e0002817_22182087.jpg
『ちぇ・・・ちょっとタカってくるか・・・』


  とまぁ、なかなか面白い場所でした。
  宮島さん? ・・・知らんがな。こんな暑い中歩きよったら死ぬぞ。


  宮島口 → 岩国 → 徳山 → 小郡(新山口) → 下関

  その後、鈍行列車を乗り継ぎ、下関へ向かう。岩国-徳山間に岩徳線の乗り潰し
  を入れるあたりがマニアックだ。 ・・・が、大してめずらしい風景もなかったが。
  しかし運の悪いことに、今日は海峡花火大会があるらしい。
  そのためか下関に近づくと電車がどえらい混みようになってきたが、
  幸いにも終了時刻に重ならなかったため事なきを得た。
  とはいえ、今年はじめの放火によって焼失したという下関駅を検分しようとの
  目論みははかなく消えたのであったが・・・。

e0002817_22182952.jpg

  なんだよ、この人ごみは。そんなに化学反応が見たいのかよ。
  ごめん、チョット見てぇ・・・


  2006年盆、実家にて

  ま、そんなこんなで実家に帰り着いて、これを書いている。(自分の手帳だな)
  2泊3日とはいえ、天気もよろしくなかなかに濃い旅だったように思う。
  しかし、食べ物関係はからきしダメだね、この辺は。
e0002817_22183583.jpg

  実家では、まずは、死んだ犬が家族に残した穴の大きさを知る。
e0002817_22184291.jpg

  もう13年なのか、まだ13年だったのか。
  小型の雑種だったうちの犬も最後はガンで亡くなったらしい。
  断末魔の話を聞くに忍びなくも、家を出て面倒を押し付けた身だ。
  なんとか堪えて、最後まで聞かなければ。
  私の持ち帰った犬の写真を手に、母は涙目になっていた。

  「アレも幸せだったやろうね、みんなに囲まれて」

  私はぼうぜんと裏庭を眺めていた。
  死の間際、ヤツは私のことを思い出してくれただろうか?

  帰宅した翌日は祖父の一周忌の法要。
  その後は盆踊りの準備に奔走し、親戚一同の昔話に耳を傾ける・・・
  そして日も暮れ、近所の顔見知りのおじさんおばさんがぞくぞくと押しかけてきた。
e0002817_22185074.jpg

  盆踊り、という風習も、この世代でなくなってしまうような気がしていた。
  でも、ゆっくり私に近づいている影。
  小さい頃によく遊んでくれた友達、悪ガキ。
  もう15年は会っていないはずなのに、なぜここに?
  ・・・ああ、じいちゃんのお陰か・・・そうか、そうなんだ。
  ワイワイガヤガヤという喧騒のなか、そんな事を思ったのだった。

  そして。
  家の玄関に見慣れぬ犬の置物があった。
  別に飼い犬を模したものではなく、お墓を建てたおまけで貰ったのだそうだ。
  でも、このタイミングとは・・・これは慰霊塔だな、と思った。
  人と犬との幸せな記憶は保存されなければならない。
e0002817_2219576.jpg

  大理石で出来た犬が夏空を見上げた。

                             PENTAX *ist Ds / DA16-45 & DA21
[PR]
by yuzu_ponz | 2006-08-23 22:38 | チラシの裏 | Trackback | Comments(3)

帰省記2~海から山まで

  米子 → 境港

  翌朝は6時に起きた。
  朝7時からという無料の朝食に心を残しつつチェックアウト。
  というのも、乗り潰しの一環で「境線」に乗っておこうと思ったからである。
  「境線」は米子から境港を繋ぐ路線で、宍道湖・中海のフタのような形を
  しており、向かいの島根半島の目の前まで連れて行ってくれる。
e0002817_16373811.jpg

  終点の境港は鬼多郎の街。というのも水木しげる先生の生まれの地である
  ということらしい。まぁ、妖怪の多くは戦争時の東南アジアの経験から来ている
  とも聞くが・・・ここ米子ではそのような妖気はあまり感じない。

  あちこちに鬼太郎関連の銅像なんかがあり、街路灯は目玉おやじの模様になって
  いるなどの徹底ぶりが凄いのだが、なんかちょっと狙いすぎ感があり、感心すること
  は最後まで出来なかった。

  それにしても、湖畔といったらよいか、それとも海と言うべきなのか、
  岸壁の空気はほんとうに良いものでした。
e0002817_16374829.jpg

  コーストガード発見。半島の脅威の警備、よろしくたのんます。

  境港 → 米子 → 宍道 → 備後落合

  米子に戻り、そのまま宍道方面へ進む。
  宍道駅は木次線の分岐駅なので、弁当とかそういうものはここで調達すれば
  いいや、などと思っていたのですが、なんたるちあ、この閑古ぶりは!
e0002817_16375632.jpg

  好きな雰囲気ではあるのですが・・・弁当の類がありません!!
  仕方なくパンとポテチを買い込んでおきました。
  そういえば売店のおばちゃんな、250円の買い物に500円を支払い、50円の
  お釣りが無いのでちょっと待ってねと言われて、最後に貰ったのは50円玉だけ。

   ・ ・ ・ (; ・`д・´)!?

  暑さに頭をやられたのか、暫く気付かなかったけど、よいよよいよ。チップじゃけ。

  さて、木次線・・・と言ってもはっきりいって分かる人は殆ど居ないと思われる。
  鉄マニアの間では、三段式のスイッチバック駅があることでつとに有名だが、
  普通の人の観点からは、とりたてて見るべきものも無い奥出雲のローカル線だ。
  その証拠に、始発の宍道から終点の備後落合までの直通列車は一日わずかに
  2本しかない。しかも、備後落合駅はジャンクション駅にも関わらず無人駅だ。

  はっきり言うと、バスの方が早い。便利。安い。
  それでもなお、この列車を必要としている人たちは、居る。
  観光客以外の地元の利用者はご老人方ばかりだったのが気になる。
  ここもいずれ消え行くのだろうか。

  山間の農村の風景が心地よい。
e0002817_163855.jpg

  出雲坂根駅でトロッコ列車とすれ違い。
e0002817_1638127.jpg

  この季節は急な大雨に降られるのでトロッコは辛かろうとも思うが、雨上がりの
  陽射しに照らされた風景は絶品だ。このまま乗り換えて戻ろうかしらんとも思う。
  でも、進まねば。
  ここから先に進む列車は、今乗っているものを逃すと夕方まで無い。
e0002817_16382017.jpg

  出雲坂根-三井野原間の三段式スイッチバックは、なんということも無く過ぎる。
  一両という構成にも関わらず車掌が乗車しており、観光案内を始めてくれた。
  列車に乗っていた人、ほとんど全員で右を見て、左を見ての大騒ぎ。
  もはやこれは仕方の無いことだと観念し、一歩引いて風景を眺めた。
  (この写真だけガラス越しなので汚いです、ウボアー・・・)

  備後落合 ~ 備後西城 → 三次

  備後落合に着く前にアナウンスあり。

  「備後落合-備後西城間、土砂崩れのため不通になっており、バスによる代行
   輸送となっております。のちほど車掌が乗り換え先について伺いに参ります。」


  ・・・・えっ!?
  ちょ、おま、乗り潰しが成立せんがな!

  と思うが、逆に、もう一回来る理由にもなるから、それでもいいかなとも思った。
e0002817_16383095.jpg

  バスにゆられ、列車にゆられ、三次駅に着く。
  さて、ここから先の予定は不確定で、天気次第で変えようと思っていた。
  とりあえず天気は良さそうなので、翌日の三江線攻略のために投宿しようかと考え、
  改札を出た。

  ・・・なんか張り紙がありますね。

  ・・・って、ちょ・・・おま・・・うわー・・・

  『三江線においては土砂流入などが発生している箇所があり(中略)
   バスなどによる代行運転を以下の通り実施いたします。』


  ええええええええええ!? 餘部鉄橋に次ぐメインディッシュだったのに。

  ちょっと待てよ・・・代行バスっていうのもある意味面白いかもよ・・・?

  『※月曜日~金曜日は大型バス運行 土曜日・日曜日はタクシー運行』
   注)明日は日曜日

  ・・・・タクシーだと!? 18切符で? 2300円で!? 3時間はかかるよ?(゚A゚;)

  広島ゆき列車も集中豪雨のため止まったまま動かず、それでもここ三次は猛烈な
  天気で汗だらだら。疲れてきたのでとりあえずホテルに入り、水のシャワーを
  浴びてから考えた。
e0002817_16383811.jpg

  18切符ごときでタクシーに乗せてもらうことも申し訳ないなとも思うし、もし
  知らない人と相乗りになって3時間近くを過ごすのもなんだかいやだなぁとも思う。
  少々悩んだが、結局は三江線を見送ることにした。
  代わりに今日は三次の街を散歩し、明日は広島から宮島さんでも見てくるかなと。

  三次の町は、鵜飼と霧海で有名なのは知っていたが、さすがにこの時期だ。
  アクティブにあちこち出回るのも億劫だった。
  それでもなんとか思い立ち、カメラをザックに詰め込んで散歩に出かけた。
e0002817_16384621.jpg

  古い街並みもよいが、なんといっても江の川の合流地点が良かった。
  街のすぐ近くに、こんなにとうとうと水の流れる場所があるとは。
  約10kmほどの散歩の後は食べに出かける気力も無く、コンビニの弁当で
  夕食を済ませ、Blogを更新して、寝た。
e0002817_16385284.jpg

  それにしても、盆地の夏の暑さは本当に酷だ。
  しかし夕暮れ、涼風一陣。

                             PENTAX *ist Ds / DA16-45 & DA21
[PR]
by yuzu_ponz | 2006-08-22 17:01 | チラシの裏 | Trackback | Comments(1)

  じいさまの初盆ということで、強制的に帰省を余儀なくされた私は、(てゆうか、
  普通帰省するやろう、あんた)などと自分に突っ込みを入れつつも、タダでは
  転んでは起きないぞ、と、一計を案じたわけで。

  まぁ、ぶらり一人旅の風景ですよ。

  新横浜 → 京都 → 福知山

  本当は18切符でフルに回るのが流儀なんだけど、いかんせん時間が無い。
  金にモノをいわせて、新幹線だ特急だで福知山までかっ飛ばして来た。

  福知山駅舎はもちろん初めて訪れたのですが、妙に小奇麗になっていて、
  どこにでもありそうなコンクリート駅だった。・・・おかしいなと、高架のホーム
  から周りを見ると、今まさに取り壊されつつある旧駅舎が見えた。
  昭和建築様式の駅舎が半端に壊されているのを見て心を痛める。
e0002817_1385772.jpg

  福知山 → 城崎温泉 → 餘部

  福知山からは、のんきな鈍行旅になる。青春18切符の一枚目を切ってもらった。
  城崎温泉ゆきは観光客がやたらと多く、雑然とした車内の雰囲気にいささか辟易
  しながらも、車窓を眺める。

  城崎温泉からさらに乗り継いで、餘部へ向かう。
  餘部鉄橋は、今から20年近く前の1986年12月28日に、「お座敷列車みやび」
  の回送列車が突風に煽られ転落するという痛ましい事故が起きた場所だ。
  実際、私もそのニュースをリアルタイムで見ており、日本航空機墜落事故と同じ
  くらいの印象が残っていたように思う。
  いつかは行ってみたいなと思っていたのだが、最近になって、「鉄橋の架け替え
  が行われる」という話を聞いて、一度は見ておきたいなと思い、今回の帰省行の
  中軸に据えたのだった。
e0002817_1393075.jpg

  餘部鉄橋を越えて、餘部駅に着く。
  二つ前の香住駅からオバちゃんを中心とした大量の団体が乗り込んできた。
  突然満員になる列車。なんなんだこれは!と思っていたら、鉄橋を越える場面で、
  「綺麗ね!」「凄いね!」「怖いね!」「パシャパシャ!」の嵐。
  あーあ・・・風情の欠片もねぇよ。
  その手合いの乗客は餘部駅でことごとく降りていった。なんかのツアーの客なん
  だろう・・・そして、駅のふもとには大きなバスが待っているのだろうな。
  次の列車まで2時間近く時間がある。

  あーあ、やってらんねー・・・。

  喧騒から離れ、餘部駅ホームの端に立つ。
  焼かれたコンクリートの熱気と、山の嵐気がただよう空間。
  夏はこうでなくっちゃという見本のような場所であった。

  北側には日本海が開けている。夏だからだろうか、ずいぶんと穏やかな海だ。
  山の緑と海の青さのコントラストが激しい。
e0002817_13362756.jpg

  とりもなおさず、鉄橋を見るため、駅を下る。
  この駅は地形的な都合もあってか、小高い山の上に位置しており、徒歩5分ほど
  の道のりを下ねばならない。この季節のこと、もちろん、汗だくだ。

  赤く塗りこまれた橋脚が見え始める。
e0002817_1310976.jpg

  ふもともまで下り、橋脚を仰ぎ見る。鉄筋を照らす日が力強く輝いている。
e0002817_13103128.jpg

  余りにも陽射しが強いのでこんな洒落写真も撮れます。
  車綺麗にしとってくれてあんがとさん!
e0002817_13104695.jpg

  海辺へ出る。
  海に向かって石の投げ方を教える父親とその娘。とてもいい雰囲気だ。
e0002817_13105872.jpg

  一時間半ほどの散策ののち、駅に戻ってきた。
  餘部鉄橋ごしに日本海を眺める定番の撮影スポットというものがあり、
  案内看板まで出ている始末。見透かされた行動に苦笑いをしつつ、もう少し上る。
e0002817_13112079.jpg

  ・・・なんだこの人の多さは('д`)
  三脚を立てたガチな人と、ハイキングのついで的な家族連れで賑わっている。

  正直、私は鉄道写真には強い興味は無く、むしろ、残された「昭和の遺構」という
  ものとじっくりと向かい合い、風景として切り取ることを信条としているのだ。
e0002817_13113091.jpg

  ・・・とはいうものの、せっかくなので、定番の構図で一枚は撮っておきましたよ。
  しかし、撮ったあとに見返してみても、なんら思うところの無いつまらない写真。
  誰もが撮る写真、同じ写真、、、私の中ではただの記録写真にしかあらず・・・

  餘部 → 浜坂 → 鳥取 → 米子

  撮影した列車は鎧駅で対向列車と交換する。
  その列車に乗り込んで、一路、鳥取、米子へと向かった。
  夕食は鳥取駅で、水戸黄門を観ながら煮魚定食を頂いた。

  米子駅前のホテルに投宿、ゆったりとした夜を過ごした。
e0002817_13113975.jpg

                             PENTAX *ist Ds / DA16-45 & DA21
[PR]
by yuzu_ponz | 2006-08-21 13:56 | チラシの裏 | Trackback | Comments(1)

XXXオンライン

   なんか妙な既視感があるのですが、実家に素直に帰るのが厭な人は、
   ただいま絶賛寄り道chu!!!

   でも、ちょっとばかし疲れてしまいましたので、まともに更新する気力が
   沸きません!!!! ・・・ということで、ヒントだけ置いておきますか。

   *悲劇から20年、消え行く運命にある鉄橋は、いま・・・。
e0002817_2039266.jpg

   *お父さん、怪しい妖気がギュンギュンします!
e0002817_20394310.jpg

   *霧の街、水の都、そして土砂災害の爪痕は・・・。
e0002817_20395834.jpg

   *今回のネコちゃん。。。 ひもで繋がれてるよ! ショボーン (; =ω=) ・・・。
e0002817_20401453.jpg

   ま、明日実家に帰ります。
   尻尾を振って迎えてくれる犬は、もう、居ないのですけどね・・・。

                             PENTAX *ist Ds / DA16-45 & DA21
[PR]
by yuzu_ponz | 2006-08-12 20:52 | チラシの裏 | Trackback | Comments(3)

そら

e0002817_2029305.jpg

そらをみていた、あめあがり、くものなきがお。

e0002817_20295777.jpg

そらをみていた、おもいは、とおくはるか。

e0002817_20301028.jpg

そらをみていた、ゆうぐれ、ひとりきり。

e0002817_20302257.jpg

そして、もえるような、うまれくるひをみていた。


ちょっといろいろありまして、疲れてますですハイ・・・
PENTAX *ist Ds / SMCT135, DA16-45, DA21, FAJ75-300

[PR]
by yuzu_ponz | 2006-07-16 20:33 | チラシの裏 | Trackback | Comments(0)

新しい眼

     さて、カメラ業界ですが・・・デジタル世代になってカメラの家電化が著しく、
     町工場的な匠の技なんかではなく、とにかく資本が重要になってきて、
      「ああ、いやな世の中になってきたもんだ。」
     などと、年寄りのようにぼやいていたんですが、老舗ペンタックスから
     新しいレンズが出たので思わず購入。 ボーナスも出たしね。
e0002817_22251576.jpg
「DA 21mm/F3.2 limited」

          ・・・やべー、ちっちゃくて、それでいてかっちょいい。(´¬`)
          焦点距離21mmというのは、普通のカメラで言うと32mm相当の
          画角なわけで、なかなか慣れない焦点距離ではあります。

e0002817_22221979.jpg
       まぁ、とりあえずはこのレンズ一本で多摩川界隈を散歩してきましたが。
       やべー・・・難しい。 ロクな写真が撮れませんわ。
       広角レンズでは主題に出来るだけ寄って奥行きを表現するのが基本。
       ・・・とは、頭では分かっているんだけど。 やっぱ、実践は難しいわー。

       一晩明けて、翌日は鎌倉に散歩に行きました。
       友人と高幡不動に行くはずでしたが、謎の血液病に罹ったとかで、お流れ、と。

       まずは、北鎌倉駅を降りてすぐの円覚寺で紫陽花の状況検分。

e0002817_22222733.jpg
       奥行きを意識すると自然と縦位置写真になってしまう罠。
       花の度合いは既に終盤戦のようで、近づくと結構汚れが目立ってました。

e0002817_22223730.jpg
       多くの観光客が行き交う寺も、一番奥まで進めば静かな空間だ。

       いい空気を吸ってのんびりとしたところで、次はお約束の明月院行くかなぁ・・・

e0002817_22302678.jpg
「・・・ちょ、これはひどいwwww」

       写真では高さが足りないのでいまいちひどさが分かりませんが、ほとんど
       夏祭りの屋台状態( ゚д゚) ・・・これがあと300メートルくらい続いてる訳で。
       もちろん即却下。
       ちなみに、ここから北鎌倉駅までも、人の波でした・・・。[*]

e0002817_22225318.jpg
       長寿寺のカドを曲がり山越えの道を歩き始めると、
       すぐに喧騒からは解き放たれた。
       むわっとする草の匂いと鳥の鳴き声。
       意外とすぐそこに「本物」はあるもんだ、と一人得心する。
       緑に埋もれた廃墟を見る。[*]

e0002817_222348.jpg
       しかし、DA21の寄れなさはもどかしい。 Flektgonに慣れすぎなんだろうけど。
       あと、オートフォーカスも楽でいいけど、じっくりとフォーカスする作業は、
       写真を撮っているという実感が感じられて、なにより楽しい。
       息を詰めて、一枚一枚を撮る。[*]

e0002817_22231342.jpg
        「海蔵寺」という、まったく知らない寺に寄ったが、ここがすごくよかった。
        有名ではないことが幸いしてか、人もまばらで落ち着いた空間。
        本堂では法事だろうか、喪服の人たちが正座をして和尚の話を聞いている。
        それにしても、庭の手入れがよく行き届いている・・・しばらく腰を休める。

e0002817_22232574.jpg
            最後に、綺麗な葉の紫陽花を見ることが出来た。
            とてもとても、上質な一日。

          PENTAX *ist Ds / DA 21mm/F3.2 & *:MC Flektgon 35mm/F2.4
[PR]
by yuzu_ponz | 2006-06-27 22:51 | チラシの裏 | Trackback | Comments(2)